ヘルツェゴビナ国際観光コリドー・環境保全プロジェクト

Project for Herzegovina International Tourism Corridor Development and Environmental Conservation

終了案件

国名
ボスニア・ヘルツェゴビナ
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発、民間セクター開発
協力期間
2012年7月~2015年11月

プロジェクト紹介

ボスニア・ヘルツェゴビナでは観光客数は増加傾向にありますが、近隣諸国と比べて低い水準でした。特に、隣国クロアチアなどアドリア海沿いには相当数の観光客が訪れ、地理的に近接する南ヘルツェゴビナ地域にはさらなる観光客増が期待されていますが、地理的利点を十分に活かせていませんでした。この協力では、アドリア海沿岸の観光拠点とボスニア・ヘルツェゴビナ国内の観光拠点を繋ぐ「国際観光コリドー」形成を目指した官民連携の観光振興の取り組み体制の構築などを支援しました。これにより、同地域の観光収入の増大と雇用機会の創出に寄与しました。

協力地域地図

ヘルツェゴビナ国際観光コリドー・環境保全プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 観光資源の保全とさらなる魅力向上を目的に、快適な観光散策路の整備などを展開する。(モスタール) 

  • 観光拠点では、観光客の滞在時間をより長くする取組を進める。(トレビニエ) 

  • 宿泊機会の向上に結び付く各種の方策を展開する。 

  • 買い物の楽しみを増加させるため、ヘルツェゴビナ地域ならではの土産品や工芸品の開発を後押しする。 

  • 観光客への情報提供や案内機能の強化を推進する。 

  • 一人歩きでの市街観光の利便性を高める、地図や案内板の充実などを進める。 

  • 観光地間をむすぶ「コリドー(回廊)」では、ビューポイントの整備など、移動そのものの楽しみの向上を図る。 

  • コリドー沿道の立寄り地では、駐車場などの利便性を高める取組を促進する。 

  • ヘルツェゴビナ地域はワインの産地であり、観光振興の素材や特色づけとして活用を行う。 

  • 観光と他の産業との連携をめざし、地場産品(ハチミツ、チーズなど)の観光的な活用を展開する。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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