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ハイチ復興支援緊急プロジェクト

The Urgent Rehabilitation and Reconstruction Support Project for Haiti

終了案件

国名
ハイチ
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発、水資源・防災
協力期間
2010年6月~2011年11月

プロジェクト紹介

2010年1月に発生したハイチの大地震では、全人口の約38パーセントにあたる370万人が被災し、死者約22.2万人、負傷者数約31万人、行方不明者数約5.9万人に及んでいます(2010年2月末時点)。同年3月には岡田外務大臣(当時)が同国を訪問し、復旧・復興プロセスを支援するため約1億米ドル(約93億円)相当の復興支援を表明しました。この協力では、迅速な生活復興と社会経済の再生を促進するため、復興計画策定支援やインフラ復旧計画概要の作成、レオガン市内の給水網緊急リハビリ工事などの技術支援を行いました。

協力地域地図

ハイチ復興支援緊急プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ハイチ概況:ポルトープランス市では地震後一年以上を経った今でもいたるところで倒壊した建物が放置されている。 

  • ハイチ概況:ハイチで見かける子どもたちは皆元気だ。地震の深刻な被害を受けたレオガンも例外ではなく、どの学校も生徒たちの笑顔が溢れかえっている。 

  • レオガン市協議:レオガン市の仮設庁舎の屋外打合せスペースで、緊急リハビリ事業の進捗状況を市長に説明・報告しているところ。市庁舎も被害を受けて、事務スペースが不足しているため、屋根のある屋外での協議となった。 

  • レオガンワークショップ:2011年3月、レオガン市および現地で活動中の国際機関やNGOなどを招いてワークショップを開催し、レオガンの復興計画について意見交換を行った。 

  • 道路インフラ:レオガン市街地の道路はもともと整備状況がよくなかったうえに地震の被害が重なり、放置された瓦礫などによって道路交通に困難が生じている。 

  • 道路インフラ:近くを流れる河川が洪水を起こしやすいうえにレオガン市街地の排水路の整備が滞っているため、まとまった雨が降るとただちに道路は水浸しになり、市民は不便な生活を強いられることになる。 

  • 緊急リハビリ事業(工事中):レオガン市復興のための市街地給水緊急リハビリ事業で、管路布設のために道路を掘削しているところ。奥に見えるのはセーブ・ザ・チルドレンが設置した緊急給水所。 

  • 緊急リハビリ事業(工事中):レオガン市復興のための市街地給水緊急リハビリ事業で、管路布設のために道路を掘削しているところ。写真の場所は地下水位が高いため、しっかり排水を行ってから管路を布設する。 

  • 緊急リハビリ事業(完成時):学校敷地内に完成した公共水栓。完成を待ちわびていた子どもたちには大変好評であった。 

  • 緊急リハビリ事業(衛生教育):学校の教室で、衛生教育に関する映画に見入る子どもたち。地震後にコレラが蔓延したハイチでは衛生教育への関心が高く、学校で学んだ子どもたちから家庭や社会に衛生観念が普及しているところである。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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