乳がん早期発見機材整備計画
The Project for Breast Cancer Screening and Prevention Capacity Improvement in the Republic of Serbia
終了案件

- 国名
- セルビア
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2010年6月~
- 供与額
- 6.32億円
プロジェクト紹介
セルビアの疾病構造をみると、心臓血管病に次いでがんによる死亡が多くなっています。その原因としては検診制度が整備されておらず、早期発見・治療が遅れていることがあげられます。特に発生率の高い乳がんは、早期発見により90パーセント以上が治癒できるにもかかわらず、セルビアでは早期発見率は25パーセントに留まっており、発病から3年未満の患者のうち25パーセントが、不治状態または死亡しています。日本は、セルビアにおける乳がん検診体制の構築を図るため、全国39の医療施設において、マンモグラフィ装置及び周辺機材の整備を支援しました。