認証野菜種子生産システム強化プロジェクト

The Project for Enhancement of Production System of Certified Vegetable Seed in Sri Lanka

国名
スリランカ
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2012年5月〜2017年5月

プロジェクト紹介

スリランカは独立以来、主食のコメの国内自給を目指し2008年にはそれを達成しています。しかし、他の作物は輸入依存度が高く、生産性の向上が課題となっていました。生産性を向上させるためには良質な種子の確保・供給が必要となりますが、国産の野菜種子が不足していました。同国政府は様々な種子生産プログラムを開始していますが、生産段階だけではなく、需給バランスを考えた生産計画の策定、質を担保する政府認証システムの向上などさらなる取り組みが必要です。この協力では、種子の生産・配布計画策定能力の向上、種子の増産、政府認証プロセスの改善、販売所のサービス改善を一貫して支援し、対象地域の野菜の認証種子の生産体制の改善を図りました。

協力地域地図

認証野菜種子生産システム強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 種子生産専門家によるカウンターパートに対するナスの採種試験指導。優良種子生産のためには、良い苗作り、良い植物体作り、整肢、摘果などの栽培管理が重要ですが、スリランカではまだまだです。 

  • 販売種子を作るのに必要なササゲの原種を採る圃場において、圃場での検査法について専門家とカウンターパートが協議を行っている様子。 

  • 野菜の販売種子の多くは、種子生産農家により作られており、彼らの技術力向上が種子生産量の増加とともに品質の向上につながります。 

  • ナスから種子を取り出している様子。暑い中、手作業でおこなうため大変な仕事ですが、これがあって初めて優良種子がとれます。 

  • 大量の種子を選別するために導入された種子選別機。これによって、選別にかかる時間が大幅に短縮されました。 

  • 野菜の安定生産には無病の優良種子の使用が不可欠です。スリランカでは今後、種子健康検査を実施する予定で、種子伝染性病害の検査方法について専門家が指導しています。 

  • スリランカの種子検査所では、野菜やイネなど、さまざまな種子の品質を検査しています。もっとも重要な検査の一つが発芽率検査です。 

  • 野菜種子生産農場では、ナス科作物に対して、細菌による「青枯れ病」が多発しています。安定した種子生産に向けて病気の簡易診断法を学んでいます。 

  • 日本ではあまり見ないヘビウリの種子生産圃場です。横に立っているカウンターパートと比べてみても、その大きさがわかります。スリランカでは、カレーに入れて食べられています。 

  • 野菜種子生産は翌年の需要を予測して行われています。需要と供給のバランスを分析して生産計画を立てることが大切です。専門家はセミナーを通じて、適切な計画の立案について指導します。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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