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チリカトリカ大学で2012年1月に開催したキックオフ国際シンポジウム。共同研究の内容、両国の津波被害の実態について発表し、行政担当者、学生等研究者、地元マスメディアから多くの注目を集めた。
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アントファガスタ州で開催された大規模津波避難訓練では、市民が意欲的にする姿があった。2010年チリ地震津波の経験から、防災への意識の高さを実感するとともに、終了後の評価会にプロジェクト日本人研究者が講評を行い対策強化へのプロジェクトの貢献が期待されている。
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イキケ市の市街地。沿岸部に観光地、住宅、港湾・産業施設が立ち並ぶ。地震・津波による甚大な被害が懸念されており、住民、地域経済の被害軽減のために、津波被害予測、防災教育・避難計画、港湾の事業継続計画をプロジェクトで提案する。
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イキケ市の津波浸水予測地図について議論する日本・チリの研究者。
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2011年東日本大震災発生時、太平洋を横断してチリにも津波が到達した。住民の避難誘導を行ったメヒジョーネス市の自治体防災担当者より、その経験について説明をうけた。チリ側と日本の研究者で、警報の改善や障害者などの避難対策など今後の課題について議論した。
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2010年チリ地震津波で被害を受けたトメ市より、当時の被害状況・対応および復興計画について説明をうけた。日本側研究者より技術的なアドバイスを行った。
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2012年3月にチリ研究メンバーが東日本大震災の被災地を視察。仙台では地震津波に関する地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)案件を実施するチリ・ペルー・フィリピン・インドネシアの4ヵ国合同で国際シンポジウムを実施し、各国の被災経験・教訓を共有した。
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イキケ市夜間津波避難訓練に参加する住民。避難エリアに集まる様子。
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イキケ市の自治体が設置した津波浸水エリアを示す標識。自治体の議論を重ねて、プロジェクトを通じた津波防災対策の提案・導入を目指す。
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津波警報に関するワーキンググループがチリ会議を実施し、研究計画について議論した。