ティズニット市及び周辺コミューンにおける廃棄物管理能力向上プロジェクト

The Project for Capacity Development for Solid Waste Management in Tiznit Municipality and Neighboring Communes

終了案件

国名
モロッコ
事業
技術協力
課題
環境管理
協力期間
2013年4月~2016年3月

プロジェクト紹介

モロッコでは、経済発展に伴い廃棄物の排出量が増加しています。しかし、ほとんどの廃棄物は衛生的な処理がなされておらず、衛生環境の悪化が懸念されています。この協力では、廃棄物の収集・運搬・最終処分といった廃棄物管理が確立されているティズニット市および周辺地域において、広域廃棄物管理体制の構築と3R(Reduce、Reuse、Recycle)の普及を支援します。これにより、ティズニット県における廃棄物管理能力の向上のみならず、廃棄物管理モデルが他県においても共有されることを目指します。

協力地域地図

ティズニット市及び周辺コミューンにおける廃棄物管理能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 詳細計画策定調査ティズニット市でのミニッツ署名。 

  • ティズニット市でのワークプランの説明・協議。 

  • 合同調整委員会(JCC)でのワークプランの説明・協議。 

  • 定例会議の様子。カウンターパートは専門家チームと同じ事務所となる収集車両基地に勤務している者と市役所本庁に勤務しているものがいるため、円滑なコミュニケーションを図るために月曜日と木曜日に定例の会議を開催している。 

  • 専門家チームによる定例会での日本の廃棄物管理の歴史に関するプレゼンテーション。現在のティズニット市が日本の清掃業務の変遷に当てはめると、現在どの位置にいるかをカウンターパートに説明している。 

  • 市外地のコンテナ付近に集積散乱するゴミ。排出者側の意識の低さと収集ルート・頻度が収集車の運転手任せとなっており、適切な管理がなされていない。 

  • 収集車両の追跡調査状況。旧市外地は城壁の内部にあり、道幅が狭く入り組んでおり、昼間の収集は困難であるため夜間に小型車両で収集している。 

  • 中古品の露天売買の様子。町中では自然発生的なリユースがなされている。 

  • 廃棄物最終処分場でのウエストピッカーによる非合法な有価物回収の状況。 

  • カウンターパートに対するポータブル車両重量計(供与機材)の取り扱い指導状況。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。