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プロジェクトの再々延長にむけて

JICA本部調査団によるマリ訪問は先月のプロジェクトニュースでお伝えしました。
調査団と現地関係者との協議の結果、これまでの成果を定着させ今後の普及につなげていくため、2022年8月末のプロジェクト終了予定を12月末まで延長することとなりました。

この延長により、次回の教育フォーラムについて、前回までと同様に、年度末総括と新年度開始を同時に実施することが可能になりました。当初、7月中の実施を計画していましたが、この時期は雨季にあたり、国民の多くが農業に携わっているマリでは、多くの人の参加を得ることは難しくなります。また、大雨で交通事情にも影響があることから、できればこの時期を避け、次学年度開始のタイミングで実施できればと考えていました。プロジェクトの延長を踏まえ、教育フォーラムの開催時期および準備スケジュールについて現場関係者と再調整し、雨季明けで新学年度開始直前の9月に開催することとなりました。

準備のための時間が少し増えましたが、次学年度は開始直後にプロジェクトが終了してしまいます。現地および中央の教育関係者だけでこれまで同様に教育課題解決に向けた活動を進められるようにしなければなりません。プロジェクトチームでは、どのように計画、実践すべきか検討し、実施可能性の高い手法を提案できるよう、今月から来月にかけてじっくりと協議し、準備を進めます。

マリは雨季に入りました。学校も夏休みが始まり、バマコの街中でも、日中に子どもたちの姿をよく目にするようになりました。また、至る所で久しぶりの雨で芽を出した植物の緑が目立つようになりました。夏休み中、農作業や家事など、親のお手伝いをする子どもたちが多いと聞いていますが、雨の恵みを受けて大きく育つ植物のように、バカンス期間に普段とは違う経験をたくさん積んで大きく育ち、新学年度にまた元気な姿を見せてほしいですね。

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モニタリング委員会の会合(ファナ地域)

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増刷した算数ドリルの在庫状況の確認(ジョイラ地域)

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誓約事項達成状況の確認(ノソンブグ地域)

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次学年度活動実施方針に係る中央技術チーム会合(バマコ市CADDE局長室)