稲作開発プロジェクト
Project for Rice Development
終了案件

- 国名
- アンゴラ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2013年7月~2018年7月
プロジェクト紹介
アンゴラは、石油、ダイヤモンドなどの鉱物資源に恵まれ、近年安定した経済成長率を維持していますが、いまだに石油収入依存が高く、経済構造は外部要因に対して脆弱で、特に農業は長期にわたる内戦により生産力が停滞し、国内で消費される穀物の自給率が低い状況です。この協力では、輸入に頼っているコメの生産を拡大するべく、ビエ州およびウアンボ州において、稲作の現状調査により灌漑開発方針を策定するとともに、小規模農家で活用可能な稲作技術を選定し普及するための稲作技術パッケージの開発を支援しました。これにより、対象地域におけるコメの生産量の増加に寄与しました。
【上位目標】
ビエ州及びウアンボ州におけるコメ生産量が増加する。
【プロジェクト目標】
プロジェクトサイトにおけるモデル農家の稲作技術が改善される。
【結果】
1)対象地域の農業生産(稲作)の状況および課題が明らかになる。
2)農業研究院(IIA)の稲作に関する現地調査、試験能力が向上する。
3)DNHAER による灌漑開発方針が整備され、灌漑開発の実施が促進される。
4)IIA 及び DNHAER の協力のもと、IDA により小規模農家を対象とした普及のための稲作技術パッケージ5が開発される。
5)国家政策において稲作振興の優先度が認知され、IDA、IIA、DNHAER の実施体制が強化される。