前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト

The Project for Educational Resource Development in Science and Mathematics at the Lower Secondary Level

国名
カンボジア
事業
技術協力
課題
教育
協力期間
2013年5月〜2016年3月

プロジェクト紹介

カンボジアの教育セクターは、内戦の影響により壊滅的な打撃を受けました。その後、復興が行われていますが、良質な教員が不足していることが深刻な問題です。なかでも理数科分野の人材育成は、将来的な産業の高度化においても極めて重要で、早急な改善が求められていました。この協力では、教師用指導書の開発および授業改善の担い手となる教員養成校教官の能力強化を支援しました。同国では、教育省が教育を支援するための基盤が強化されつつあります。

協力地域地図

前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 教育省内の関係部局の職員および国立教育研究所の教官といった中央レベルのワーキンググループメンバーでプロジェクトキックオフ会合を実施。このメンバーが指導書開発の中心的役割を担う。 

  • プロジェクトキックオフ会合では、現状の問題点を洗い出すと共に、指導書開発に向けた各自の役割と責任を認識し、理想的・効果的な指導書のイメージを共有した。 

  • 日本人専門家と国立教育研究所の教官とが何度も議論を交わし、より現地のニーズにあった指導書原稿が作られていく。 

  • 日本人専門家と共に、教師用指導書の内容を吟味するワーキンググループメンバー。 

  • プロジェクト対象6州・市の中学校教員養成校教官が加わり、ワーキンググループ会合を実施。指導書のドラフトを最終化し、現場で教える教師に指導書の活用方法を指導するための準備を行う。 

  • ワーキンググループ会合では教科別に分かれ、より学校現場に適した教師用指導書に改良すべく意見を交わす。 

  • 教師用指導書は写真や絵などを多く取り入れ、分かりやすく、生徒の興味・関心を高めるための工夫がされている。 

  • 指導書の内容に関する国立教育研究所教官の説明に、真剣に耳を傾けるワーキンググループメンバー。 

  • ファシリテーターとなった国立教育研究所の教官を囲んで、疑問点を払拭するまで議論を重ねるワーキンググループメンバー。 

  • 現場で教える中学校の教師に対して、教師用指導書の活用方法を指導する教師用指導書導入研修。プロジェクトで開発した教師用指導書が、これからいよいよ学校現場に導入されることになる。 

関連情報