麻疹風疹混合ワクチン製造技術移転プロジェクト
The Project for Strengthening Capacity for Measles-Rubella Combined Vaccine Production
終了案件
- 国名
- ベトナム
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 2013年5月~2018年5月
プロジェクト紹介
ベトナムでは、5歳未満児の死亡率の低減および感染症流行の抑止を目的に、拡大予防接種計画(EPI)に基づき、麻疹や結核など6つの感染症の予防接種を実施しています。しかし近年、風しんの発症例が増加し、2011年には発症数が7,259件に至っており、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の国内生産体制の構築が急務となっています。この協力では、世界基準を満たすMRワクチンの生産体制の構築を支援しました。これにより、自国で製造されたMRワクチンをEPIに導入できるようになり、同国の技術力の向上と感染症の罹患数の減少を目指しました。
1)上位目標
ベトナム国における麻疹と風疹の罹患数が減少する
2) プロジェクト目標
国際基準(WHO-cGMP)に準拠した麻疹風疹混合ワクチン(MR ワクチン)が、POLYVAC によって製造される。
3) 成果
成果 1
POLYVAC が、MR ワクチン製造業者として適切な技術力を有する
成果 2
POLYVAC が、WHO-cGMP に準拠したベトナム国の VN-GMP 基準に適合しつつ、MRワクチンを適切に製造できる。