天水稲作持続的生産支援プロジェクト

Project on Supporting Sustainable Production of Rain Fed Rice

実施中案件

国名
セネガル
事業
技術協力
課題
農業開発/農村開発
協力期間
2014年8月~2018年7月

プロジェクト紹介

セネガルでは、米が主食となっているにもかかわらず、自給率は約37パーセントと低く、食糧安全保障の観点から国産米の増産は急務となっています。この協力では、ファティック州、カオラック州およびカフリン州の3州において、優良種子へのアクセスの改善や栽培技術の向上、農民組織化を目ざした農民・普及員に対する研修などを支援します。これにより、対象州における持続可能な稲作増産の実現に寄与します。

協力地域地図

天水稲作持続的生産支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • キックオフ会議:プロジェクトの開始をセネガル国関係者、および海外援助関係者に広く知ってもらうためにお披露目の会議を開催しました。 

  • 普及員対象研修:プロジェクト地域内の農業普及員に稲作技術を正しく伝えるために技術研修会を開きました。 

  • 水田環境整備にかかる研修:稲が安定して、均一に生育するようにするための圃場整備技術にかかる研修を、普及員及び農民を対象に行いました。 

  • 品種比較試験:地域に適する稲品種を農民が選定する一助として、各地に複数品種を栽植する試験圃場を設け、それらの生育や生産量を比較しています。 

  • 中核農家展示圃場:研修を受けた中核農家は、展示圃場を設置して、学んだ稲作技術を適用した稲作を行い、周囲の農家にそれら技術を伝える役割を担います。 

  • 農民による種子増殖圃場:中核農家の展示圃場の一部に、種子増殖圃場を設け、品質の良い種子を自家採取するための技術を伝えています。 

  • プロジェクト運営委員会による現地視察:プロジェクトの活動や成果は、現地で確認することが最もわかりやすいため、運営委員会の委員による現地視察も行っています。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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