浚渫船建造計画

The Project for Construction of a Dredger

終了案件

国名
スリランカ
事業
無償資金協力(贈与契約(G/A))
課題
水産
贈与契約(G/A)締結(供与期限)
2013年3月~
供与額
9.88億円

プロジェクト紹介

スリランカには19の漁港が整備されていますが、堆砂の影響によって航路・泊地水深が浅くなっています。しかし、現在保有する4隻の浚渫船は老朽化しており、堆積土砂量に対処できない状況でした。そのため、船底損傷事故が発生し、漁船の円滑な入出港が妨げられていました。この協力では、国内漁港における堆積土砂の浚渫作業に必要な自航式グラブホッパー型浚渫船1隻の整備を支援しました。これにより、港の安全な利用が促進されるとともに、漁業活動の活発化による漁民の生計向上に寄与しました。

協力地域地図

浚渫船建造計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 23年前に日本より供与されたルフヌッタ号浚渫船の現状。この協力で整備予定の新浚渫船の原型となった。(協力実施前撮影、以下2〜3まで同様) 

  • 23年前に日本より供与されたルフヌッタ号浚渫船の操舵室 

  • Dickkovita漁港のカッターサクション浚渫船 

  • 新浚渫船ブロック建造時の様子 

  • 進水式の様子 

  • この協力で建造されたSAYURU号:全景(SAYURUはシンハラ語で「海」を意味する) 

  • この協力で建造されたSAYURU号:全景 

  • この協力で建造されたSAYURU号:浚渫作業の様子(海底から土砂をグラブで掴み上げている) 

  • この協力で建造されたSAYURU号:浚渫作業の様子(海底から採取した土砂を泥倉に移している) 

  • 引渡し式典の様子 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。