金融包摂を通じたCCT受給世帯の生活改善・生計向上プロジェクト
Project on Life Improvement and Livelihood Enhancement of Conditional Cash Transfer Beneficiaries through Financial Inclusion
終了案件

- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 貧困削減
- 協力期間
- 2015年2月~2020年4月
プロジェクト紹介
ホンジュラスでは、国家計画において、貧困問題の緩和と地域経済の活性化が謳われています。同国政府は、「Bono10Mil(ボノ・ディエスミル)」という条件付現金給付制度(CCT)による貧困層への支援に力をいれて実施しています。このプログラムでは、貧困層の福祉依存を避け、世代を越えて受け継がれる貧困サイクルを断ち切ることを目的とし、全国約60万世帯に保健や教育についての条件を課して現金を支給しています。この協力では、同プログラムのより効果的な実施と、戦後日本の貧困からの脱却に貢献した「生活改善アプローチ」の連携モデルの形成を支援しました。これにより、同国における連携モデルの普及に寄与しました。
【上位目標】
CCT受給世帯の生活改善・生計向上を促進するために構築されたモデルが全国展開に向けて制度化される。
【プロジェクト目標】
CCT受給世帯の生活改善・生計向上を促進するモデルが構築される。
【成果】
成果1
対象市のCCT受給世帯の家計管理能力が強化される。
成果2
対象市のCCT受給世帯の金融サービスへのアクセスが改善される。
成果3
対象市のCCT受給世帯が、生活改善・生計向上に必要な技術を身につける。
成果4
成果1~3をとりまとめ、CCT受給世帯の生活改善・生計向上を促進するためのガイドラインが作成される。