国立職業訓練機構能力強化プロジェクト

Project on strengthening the capacity of National Institute of Professional Preparation

実施中案件

国名
コンゴ民主共和国
事業
技術協力
課題
教育
協力期間
2015年1月~2020年1月

プロジェクト紹介

コンゴ民主共和国は、内戦期を経て若年層を中心に失業率が高く、平和の定着や経済発展の観点から若年層に係る雇用の創出、就業支援が喫緊の課題となっています。同国の国立職業訓練校(INPP)は、全国11ヵ所に拠点をもつ最大規模の職業訓練機関です。これまで日本の無償資金協力および技術協力により、同校(主にキンサシャ校)の能力強化や施設拡充などを図ってきましたが、この協力では、その成果を全国レベルに波及させていくために、INPPのマネージメントの強化、地方校のレベル向上、指導員育成制度の強化などを支援します。これにより、INPPが産業界のニーズに合致した職業訓練を提供することに寄与します。

協力地域地図

国立職業訓練機構能力強化プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 第1回合同調整委員会(JCC)開催の様子。総勢50名以上のカウンターパートおよび関係者らに対し、西山総括からプロジェクト概要が説明された。 

  • 日本人専門家によるクドバス(CUDBAS)ワークショップ。カリキュラム開発の手法の一つであるCUDBASをカウンターパートへ伝授。 

  • 日本人専門家によるマスタートレーナー研修(自動車整備)。トレーナーの中から選抜された優秀なマスタートレーナーが、日本人専門家より新しい技術や知識を習得する。 

  • 日本人専門家によるマスタートレーナー研修(油空圧)。マスタートレーナーは地方校のトレーナーからも選抜されており、地方校のマスタートレーナーも参加している。 

  • 日本人専門家によるマスタートレーナー研修(PLC)。ここで学ばれた技術や知識は、マスタートレーナーからトレーナー、訓練生へと伝えられてゆく。 

  • 特殊溶接工場見学。現地での溶接技術レベルを把握するため、造船会社を訪問。 

  • 起業支援セミナー。現地では求職者を受け入れる企業自体が少ないため、国立職業訓練校(以下、INPP)では、起業の積極的な支援を実施している。 

  • 機材管理OJT。INPP内にある膨大な機材を適切に管理するため実施。 

  • 本邦研修(トヨタ東京自動車大学校)。現地では体験できない技術を見学、習得する機会となった。 

  • 第1回月例会議(2015年7月実施)。プロジェクトの進捗を共有・確認するための重要な会議。今後も継続して実施予定。 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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