次世代航空保安システムに係る能力開発プロジェクト

Project for Capacity Development on New CNS/ATM Systems

実施中案件

国名
ミャンマー
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2014年9月~2018年8月

プロジェクト紹介

ミャンマーでは、現在32の空港が運用され、その内27の空港に定期便が就航していますが、航行援助施設、航空監視レーダー、対空通信設備など航空機の安全運航に必要な航空保安施設の整備は大きく遅れています。このような状況のもと、同国の経済自由化に伴い急激に増加する航空需要に対し、航空輸送の安全性の更なる向上および輸送能力向上への対応が喫緊の課題となっています。この協力では、ミャンマー民間航空局(DCA)に対し、次世代航空保安システムに携わる人材の育成を支援します。これにより、同国の航空輸送の安全性・効率性の向上に寄与します。

協力地域地図

次世代航空保安システムに係る能力開発プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • この協力を展開しているミャンマー民間航空局(DCA) 

  • 航空訓練学校(CATI)外観:訓練教材の作成にかかる技術協力も実施しています。 

  • 第1回合同調整委員会の様子 

  • 第1回合同調整委員会で活動内容を説明する宮邉専門家 

  • この協力では、ミャンマー国内の17の空港に新飛行方式(性能準拠型航法)を導入するため飛行方式設計者の育成に取り組んでいます。写真は設計前に実施したヘホ空港長、管制官への聞き取り調査の様子 

  • 設計対象空港の滑走路末端で実施した周辺状況調査(進入・出発方向の障害物確認)およびGNSS測量によるWGS84座標計測の様子 

  • 新飛行方式(性能準拠型航法)にかかるプロジェクトの活動日程、作業内容をバガン空港長に説明する柿田専門家 

  • この協力では、別途実施された無償資金協力と相互に協力して、新飛行方式(性能準拠型航法)にかかる活動(飛行方式設計ソフトウェアの供与、飛行方式にかかる基礎訓練、ソフトウェアの実習訓練など)を実施しています。写真は、無償資金協力によるソフトウェアの実習訓練の様子 

プロジェクトニュース

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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