マダン市場改修計画

パプアニューギニアでは、農業・水産業はGDPの27.9パーセント（2012年）を占める重要な産業です。マダン州に位置するマダン市場は、屋根のない露店や地面で販売を行う者が多いなど、衛生的な市場の整備が重要な課題となっていました。この協力では、市場施設（市場棟・鮮魚小売棟・氷貯蔵および販売所など）や、外構（ゴミ集積場、雨水排水溝など）の改修を支援しました。これにより、同市場において地元農水産物が衛生的かつ効率的に流通する環境が確保され質の高いサービスが提供されることにより、当該地域の持続的経済発展に寄与しました。