レンピラ県及びエルパライソ県母子保健医療サービス整備計画

ホンジュラスの乳幼児死亡率および妊産婦死亡率は、中南米諸国の平均よりも高く、ミレニアム開発目標（MDGs）の達成には、なお多くの努力が求められていますが、既存の保健所や保健ポストでは施設の老朽化や医療機材の不足など、住民に対して必要な医療サービスを提供できていない状況です。この協力では、レンピラ県およびエルパライソ県に、産科、救急部門を備えた1.5次レベルの医療施設「ポリクリニック」を建設し、診断・治療関連機器などの機材の調達を支援します。これにより、二次レベルの病院の混雑も緩和され、2県における母子保健医療サービスの質の改善に貢献することが期待されます。