北部地域シリア難民受入コミュニティ水セクター緊急改善計画

ヨルダンは、水資源が世界で最も限られた国の1つです。少ない水資源に対し、人口増加などによる水需要量の増加に加え、2011年のシリア危機以降、隣国シリアからの難民が急激に増加したことにより、さらに水需要が増大、需給の不均衡が発生しています。この協力では、特にシリア難民の流入による人口増加が顕著な同国北部のイルビッド県において、既存の上下水道施設（送配水配管網とポンプ）の整備・改修などを支援し、対象地域住民への上下水道サービスの改善に寄与しました。