沿岸警備通信システム強化計画
The Project for Enhancement of Coastal Communications Systems
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 情報通信技術
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2014年4月~
- 供与額
- 11.52億円
プロジェクト紹介
島嶼国であるフィリピンの海上輸送は、経済・社会発展にとって大きな役割を担っていますが、旅客・貨物輸送の増加に加え、船舶の老朽化や過剰積載等の不適切な運航や、増加する自然災害の影響等による海難事故リスク、海上犯罪のリスクも増加しており、これらへの対応能力強化が重要な課題となっています。日本は、これまでに海上捜索・救助、航行安全管理、海上法執行等を所掌するフィリピン沿岸警備隊(PCG)に対し、衛星通信システムの導入や無線通信システムの整備を行ってきましたが、この協力では、船舶とPCGの管区本部間などの衛星通信機器や無線通信システム、船舶監視レーダーなどの整備を支援しました。これにより、自立型の通信体制の構築を図り、PCGの対応能力の向上に寄与しました。