アフリカにおける食糧安全保障(稲作分野)普及能力強化プロジェクト
Technical Cooperation Project on Extension capacity development for rice food security in Africa
終了案件

- 国名
- フィリピン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2016年3月~2019年5月
対象国:アフリカ
プロジェクト紹介
サブサハラ・アフリカ諸国では、コメの消費量が増え、生産量の増加が追いつかず、コメの輸入量が拡大しています。このような状況の下、2008年に日本が開催したアフリカ開発会議(TICAD4)において、「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)」を立ち上げ、日本はフィリピンにある国際稲研究所(IRRI)とフィリピン稲研究所(PhilRice)の協力のもと、第3国研修を実施しました。この協力では、IRRIによる現地国内研修をさらに盛り込むなどして、CARD支援対象23ヵ国の研究員や普及員を対象に、稲作技術とその普及に関する能力強化などを支援しました。これにより、CARDの目標(コメの生産量を年間1,400万トンから2,800万トンに倍増)達成に寄与しました。
【上位目標】
CARD 支援対象国のコメSVC改善を通じ、対象国において生産されるコメの質が改善する。
【プロジェクト目標】
研修参加者(研究員・普及員等)の稲作技術とコメ SVC 改善能力が向上する。
【結果】
1)研修参加者(普及コース)が稲作技術・普及に関する基礎知識と技術を習得する。
2)研修参加者(SVC コース)が SVC に関する基礎知識と技術を習得する。
3)上記2コースの参加者が自国内外の稲作支援機関(CARD関連事業実施機関を含む)と連携関係を構築する。