西アフリカ成長リング回廊整備戦略的マスタープラン策定プロジェクト

The Project on the Corridor Development for West Africa Growth Ring Master Plan

実施中案件

国名
ブルキナファソ
事業
技術協力
課題
都市開発・地域開発
協力期間
2015年6月~2018年1月

対象国:コートジボワール、ガーナ、トーゴ

プロジェクト紹介

西アフリカ成長リングは、ブルキナファソを含む4ヵ国(コートジボワール、ガーナ、トーゴ)に跨る3つの国際回廊から構成されています。これらの回廊は、西アフリカの主要都市を結ぶ幹線道路であると同時に、内陸国にとっては物流上の動脈として機能しています。この協力では、回廊輸送に係る交通・物流量の現況および予測データの整備や、域内の開発計画および各国家開発計画と整合のとれた地域開発戦略、回廊開発計画の策定などを支援します。これにより、適切な開発と投資を促進するための各種政策を含む地域開発計画が、西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)などに承認され、事業化されることに寄与します。

協力地域地図

西アフリカ成長リング回廊整備戦略的マスタープラン策定プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ブルキナファソ、コートジボワール、ガーナ、トーゴの4ヵ国を結ぶ国際幹線沿線の地域総合開発計画を策定するプロジェクト。 

  • 広域のインフラ整備計画と産業開発計画を組み合わせる回廊開発の調査方針を相手国政府や他援助機関などに説明。参加者の大きな関心と期待を受けて調査を開始。 

  • トーゴのロメ港。内陸部への物流網を強化するため港湾拡張が進む。 

  • 沿岸部の大都市の一つアクラ付近の幹線道路の状況。大都市に集まる経済活動・人口を支えるためのインフラ整備が進む。 

  • トーゴのロメ港から内陸国ブルキナファソの首都ワガドゥグを結ぶ回廊の様子。現在のところ内陸部では片側1車線が標準。 

  • トーゴとブルキナファソ国境に位置するサンカンセ国境のワンストップボーダーポスト(OSBP)。別途、日本が税関業務能力向上を支援中。 

  • サンカンセ国境での通関待ち車両。1日200台超の大型トラックが通過する。 

  • 沿岸部から約1,000キロメートルを経てワガドゥグ市内に到着。回廊を通じて運ばれる物資の一大消費地。 

  • ブルキナファソの農業は回廊整備により一層の発展が期待される分野の一つ。地域の様々な農水産業、鉱工業・エネルギー、観光などの産業ポテンシャルを回廊開発計画に盛り込み、地域の成長シナリオを描く。 

  • コートジボワールの軽金属加工工場。第2次産業の拡大、高付加価値化も地域の雇用拡大と持続的な経済成長には不可欠。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

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