市民と平和のための警察研修実施能力強化プロジェクト
The Project for Professionalization of the Police for the Population and Peace
終了案件

- 国名
- コンゴ民主共和国
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 平和構築
- 協力期間
- 2015年3月~2018年12月
プロジェクト紹介
コンゴ民主共和国は、長引く紛争の影響により、限られた財政基盤、非効率な行政機構、膨大な貧困人口を擁する紛争影響国です。国家警察(PNC)は、警察官の総数の未把握、警察教官の育成不足、職務上のニーズに合った研修を受けないままに警察官として勤務している者が大部分を占めています。2004年から日本は、国連コンゴ民主共和国安定化ミッションと連携し、他ドナーと協調のもと各種警察研修実施を支援してきました。この協力では、PNCに対し、プロ意識が高い警察官を育成する持続的なメカニズムの確立を支援しました。これにより、PNCが、プロ意識が高く人権を尊重する警察官を輩出することへ寄与しました。
【上位目標】
国家警察が研修を受けプロ意識が高く人権を尊重する警察官を輩出する
【プロジェクト目標】
国家警察にプロ意識が高い警察官を育成する持続的なメカニズムが確立される
【結果】
1)警察本部内の研修実施に係る部署間連携能力が向上する
2)DGEF(学校・研修総局)の組織能力が、パイロット研修実施を通じ向上する
3)パイロット校の研修実施環境が整備され、学校として機能する
4)警察研修を行うために十分な能力を持つ教官が育成される