災害リスク削減のための建物の安全性強化促進プロジェクト
Building Safety Promotion Project For Disaster Risk Reduction(BSPP)
終了案件

- 国名
- バングラデシュ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2015年12月~2020年2月
プロジェクト紹介
バングラデシュでは、地震の潜在的危険性が指摘されており、防災や建物強化の必要性が急速に高まっています。国連開発計画および世界銀行の調査によると、ダッカ近郊の断層でマグニチュード7.5規模の直下型地震が発生した場合、ダッカ都市圏では建物の約三割が全壊・半壊、死者が約4~15万人と予想されており、建築基準もほとんど遵守されていないことから建物の安全性強化への取り組みを進め、都市部での災害リスクを軽減することが喫緊の課題でした。この協力では、住宅公共事業省傘下の公共事業局職員を主な対象に建物の安全性向上のための人材育成体制の強化、耐震診断、耐震設計および施工監理能力の向上、建物の健全化に向けた制度強化を支援することにより、都市部の建物の安全性を改善し、被災リスクの軽減を図りました。
1)上位目標
バングラデシュ都市部における災害リスクが軽減される。
2)プロジェクト目標
バングラデシュ都市部における建物の安全性が改善される。
3)成果
成果 1
バングラデシュの建物の安全性向上のための人材育成体制が強化される。
成果 2
バングラデシュの耐震診断、耐震設計及び施工監理の実施能力が向上す
る。
成果 3
バングラデシュの建物の健全化に向けた制度が強化される。