橋梁施工監理及び維持管理能力向上プロジェクト

Technical Cooperation Project for Capacity Development in Construction and Maintenance of Bridges

実施中案件

国名
ブータン
事業
技術協力
課題
運輸交通
協力期間
2016年9月〜2020年6月

プロジェクト紹介

ブータンは、国土の大部分が山岳地帯であり、道路交通が重要な移動・輸送手段の役割を担っています。公共事業・定住省道路局が維持管理を行っている橋梁272橋のうち136橋は、積載荷重と幅員に制限があることに加え、建設時期が1970年から1980年と古く、そのほとんどが耐用年数を超えています。また適切な維持管理がされておらず、安全性の確保が課題です。この協力では、道路局が管理する国内の橋梁を対象に、橋梁維持管理サイクルの導入、点検・診断能力の強化、施工管理能力の強化、橋梁マネジメントシステムの整備を支援します。これにより、橋梁整備および維持管理・補修に携わるエンジニアの技術能力の向上に寄与します。

協力地域地図

橋梁施工監理及び維持管理能力向上プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ブータンの橋梁−ベイリー橋(鋼製仮設橋)−:ブータンにおける一般的な橋梁形式でほとんどがこのタイプです。今後、計画的に架け替えを行う必要があります。 

  • ブータンの橋梁−鉄筋コンクリート橋−:施工不良の橋梁が多く、荷重制限を守らない車両も多く、また劣化が著しくみられます(一時的に支保工で補強を行っている橋梁の例)。 

  • ブータンの橋梁−日本の無償資金協力の橋−:コンクリート橋や鋼橋で架け替えられ、安全かつ快適に利用されています。 

  • 合同調整委員会(JCC):半年に一度、ブータン政府の主催で日本人専門家と合同会議を開催してプロジェクトの方向性や進捗状況を確認しています。 

  • 橋梁の点検診断:日本人専門家とブータンの橋梁技術者が協同してブータンにおける全橋梁(約300橋)の台帳を作成し、劣化箇所の点検・診断を行っています。 

  • 橋梁の施工監理:日本人専門家が施工中の橋梁現場にて、ブータンの橋梁技術者に施工時の安全・品質管理方法を指導、支援しています。 

  • 橋梁維持管理システム:日本人専門家によって開発された同システムを活用し、橋梁台帳と点検診断・補修補強状況をWeb上で管理しながら橋梁維持管理計画を立案しています。 

  • 本邦研修:11名の研修生が来日し、日本の橋梁維持管理方法を学びました(コンクリートの品質管理現場見学風景)。 

  • CAMBRIGDE:プロジェクト名の入ったユニフォームを着用して、日本人専門家とブータンの橋梁技術者が積極的に技術交流を行っています。 

  • 科学技術大学(CST)セミナー:将来の土木事業を担う学生を対象にプロジェクトの活動紹介や橋梁の基礎技術に関する講義、議論を行っています。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。