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プロジェクトのキックオフワークショップを開催

2017年12月6日、ポートモレスビーで、本プロジェクトのキックオフワークショップが開催されました。今回はそのワークショップの内容をご紹介します。

今回のワークショップの目的は、パプアニューギニアの温室効果ガスインベントリ(GHGインベントリ)作成に関係する様々な機関を招き、プロジェクトのスタートを周知するというものです。GHGガスインベントリは、温室効果ガス(GHG)の排出・吸収源として、エネルギー、農業、森林、廃棄物といった多様な分野をカバーします。このため、これらの分野における様々な統計データを収集する必要があります。プロジェクトの中でデータ収集を円滑に進めるためには、各データを所管する機関にプロジェクトの目的・重要性を理解してもらい、データ収集に協力してもらうことが非常に重要となるのです。

ワークショップでは、カウンターパートである気候変動開発公社(CCDA)のメンバーが、パプアニューギニアの気候変動政策の概要、同国におけるGHGインベントリの作成状況・作成体制について発表を行いました。JICAの短期専門家も参加し、GHGインベントリに係る国際ルールや、本プロジェクトの概要、日本におけるGHGインベントリの作成体制の変遷について発表を行いました。これらの発表の後、参加者の間で、GHGインベントリに関係する統計データを収集する上での課題・教訓について議論が行われました。

パプアニューギニア電力公社、農業畜産省、パプアニューギニア森林公社、パプアニューギニア税関等の関係省庁、総勢30名以上が参加し、活発な議論が行われました。

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JICAパプアニューギニア事務所長による開会挨拶

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CCDAメンバーによる発表

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参加者による議論の様子