ファンリー・ファンティエット農業開発プロジェクトフェーズ2
Project for Agriculture Development in Phan Ri - Phan Thiet Phase 2
終了案件

- 国名
- ベトナム
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2016年3月~2019年12月
プロジェクト紹介
ベトナムのビントゥアン省は、年間降雨量が全国の平均と比較しても少なく、耕作可能な土地が限られることから、灌漑施設なくしては収益性の高い農業は営めない状況です。日本は有償資金協力(2006~2014年)により、既存の農民および新規入植者のために約15,700ヘクタールの灌漑を行うための灌漑排水施設の建設など農村インフラ整備を実施しました。また、技術協力「ファンリー・ファンティエット農業開発プロジェクト(2011~2014年)」では、圃場水路において灌漑農業のモデルを開発しました。この協力(フェーズ2)では、対象地域において、畑地灌漑を含め営農体系に即した効率的な水管理システムの展開アプローチの確立を支援し、同地域の灌漑事業の強化をしました。
【上位目標】
ファンリー・ファンティエット灌漑事業で整備された新規灌漑地(10,500ha)において、適切な灌漑農業が実施される
【プロジェクト目標】
ファンリー・ファンティエット灌漑事業対象地域において、畑地灌漑を含め営農体系に即した効率的な水管理システムの展開アプローチが確率される
【成果】
成果1
複数の第三次水路(圃場水路)レベルで畑地灌漑農業開発モデルが構築される。
成果2
ファンリー・ファンティエット灌漑事業地区全体の水管理計画が策定される。
成果3
ファンリー・ファンティエット灌漑事業地区全体の水管理者の能力が強化される。
成果4
ファンリー・ファンティエット灌漑事業地区全体へ、第三次水路(圃場水路)レベルの畑地灌漑農業開発モデルが普及する