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サカバ市長と河川の汚染改善および地下水管理の取り組みについて協議しました

ロチャ川流域では、河川の高い汚染と地下水位低下という問題を抱えています。
GIACプロジェクトは、ロチャ川の上流に位置するサカバ市を対象地域として、それらの問題解決に資するパイロット活動をコチャバンバ県庁・サカバ市役所・水衛生公社と共に取り組んでいます。

社会全体で適切な対策を促進するためには、科学的な根拠に基づく現状評価を行うのと同時に、法制度面の構築と運用、問題解決への社会的需要の向上も求められます。それらを統合的に行うためにはサカバ市長の強い意志とリーダーシップが必要です。

サカバ市長との協議では、日本人専門家と現地スタッフが今までのプロジェクトの取り組みを紹介し、河川の汚染と地下水位低下の両テーマの問題解決のために必要な活動と目指すゴールを示しました。
例えば、ロチャ川は日本の下水道以上に家庭排水による汚染が発生していますが、乾季・雨季で大きな水質変化があり、その汚染物質の移動も複雑です。これらに対して、汚染状況をきちんと把握して対策を実施していくためには、日本が蓄積してきた汚染評価の知見に基づく計画策定が有効となります。また、科学的根拠に基づく対策は住民も納得できるものになります。さらに、地下水位の低下はプロジェクトによる3年間のモニタリングによる明らかになっており、その対策は喫緊の課題となっていますが、プロジェクトで実施している井戸間の地下水干渉評価が、井戸にかかる社会的紛争の解決のための鍵となります。
協議では最終的に、サカバ市長と技術面・法制度面・社会面(啓発)の視点で両テーマの問題解決に取り組んでいくことを合意しました。

プロジェクトは、まずはサカバ市とともに現地の背景や現状を考慮し、具体的な問題解決プロセスの事例を作り上げていきます。そして、その事例をロチャ川流域全体に適用することで、最終的に流域全体の社会や住民の生活改善に寄与することを目指しています。

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日本人専門家からプロジェクトの活動方針の説明

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サカバ市長との活動の合意サイン