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汚水処理技術に関わる研修の開催

本プロジェクトにおける成果3「環境管理に関する基礎的な知識と技術の獲得」に関わる活動として、カウンターパートである環境省環境保護総局(GDEP/MoE)の職員を主な対象に以下の通り、汚水処理技術に関わる研修を開催しました。

2018年12月4日:座学
2018年12月5日および6日:工場団地における現場踏査

初日の座学では、プロジェクトで作成した以下の技術ガイドラインに基づき、工場排水の処理技術の基礎についての研修を行いました。

1日の座学を通して、汚水の性質に応じて、どのような処理技術を適用すれば、どの程度の汚濁物質の除去が可能なのか等について学んで頂きました。なお、これに先立ち、工場立入検査に関わる研修も開催しており、これらの一連の研修により、工場からの汚水管理を確実に行うことができるよう環境行政官として必要な基礎的知識を身に着けることができました。

翌日の12月5日および6日は、工場団地の現場での汚水処理の課題に触れる機会を設けました。台湾企業の投資により設立されたカンボジア南部のスバイリエンにあるマンハッタン工場地帯の協力を得て本研修は実現しました。この研修では、環境規制局側と個別企業の間で、苦労しながら環境管理を現場で取り組んでいる現実を垣間見ることができ、若い職員も大きな刺激を受けることができました。

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座学の様子

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汚水処理施設の現場で解説をするJICAメンバー

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現場を見た後、会議室でフォローアップの説明の様子