ストライガ防除による食料安全保障と貧困克服
The Project for Developing Counter Measures Against Striga to Conquer Poverty and Improve Food Security
実施中案件
- 国名
- スーダン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 農業開発/農村開発
- 協力期間
- 2017年5月~2022年5月
プロジェクト紹介
スーダンでは農業はGDPの35~40パーセントに貢献し(世界銀行、2016)人口の約65パーセントの生計を支える主要産業で、主な産品はソルガム、ミレット、サトウキビ、コムギ、綿花、陸稲などです。主食であるソルガムは茎も家畜のエサや住居材料に使われる重要作物ですが、単収が年々低下し、国際水準を大きく下回っています。この原因は、ストライガと呼ばれるハマウツボ科の根寄生雑草の繁茂によるものであり、この雑草の防除が喫緊の課題です。この協力では、ストライガ属を含むハマウツボ科雑草の効果的な防除技術の普及体制を図り、新たなストライガ対策の普及の進展に寄与します。