保健サーベイランス国立研究所建設計画
The Project for Construction of National Laboratory of Health Surveillance
実施中案件

- 国名
- ホンジュラス
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2016年10月~(2016年10月~2025年9月)
- 供与額
- 8.18億円
プロジェクト紹介
ホンジュラスでは、医療体制が弱く、非感染性疾患、HIV/エイズや結核などの感染性疾患、熱帯病などがいまだ深刻な状態です。そのため、迅速、的確な診断と治療体制の確立が求められています。首都の保健サーベイランス国立研究所は、全国検査ネットワークのトップリファレンスラボですが、同研究所の検査室が4カ所に分かれており、施設間の連携不足や機能分散により、迅速、効率的な検査に支障がでています。また、国際的なバイオ・セキュリティ基準を満たしていないことから、検査技師や周辺住民への感染リスクが生じています。この協力では、国立研究所に対し、施設建設、機材調達を行い、同研究所の機能を統合、国際基準に準拠した安全な検査環境を整備します。これにより、感染症等の診断能力の向上と、保健医療システムの強化に寄与します。