緊急通信体制改善計画
The Project for Improvement of Emergency Communication System
実施中案件
- 国名
- ジャマイカ
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 水資源・防災
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2017年4月~(2017年4月~2025年2月)
- 供与額
- 13,99億円
プロジェクト紹介
大西洋のハリケーンベルトに位置するジャマイカは、大規模なハリケーン、熱帯性暴風雨による洪水、土砂災害が多く発生し、人命とインフラへの被害が拡大しています。地方政府・コミュニティ開発省災害準備・緊急管理局を中心に防災関連情報の収集と分析、予警報発信等の対策を実施していますが、防災通信網の整備が不十分なため、警報伝達、被害状況の把握・対応の遅れが課題となっています。この協力では、全国規模のデジタル無線通信システムの整備、県規模の固定・移動無線管理局の設置、FMラジオを活用した一斉予警報発信のための装置等を導入します。これにより、災害発生時に情報が迅速に的確に伝達され、人的被害と経済的被害の軽減など、自然災害に対する脆弱性の克服に寄与します。