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プロジェクト終了報告会

4年9か月のプロジェクトも残すところ4週間となり、これまでの活動や成果を関係者とふりかえるため、9月17日にキンシャサで終了報告会を開催しました。保健省疫学監視局と検査局、国立生物医学研究所、コンゴセントラル州保健局、JICAコンゴ民事務所、JICA本部からの調査団の関係者、計34名が参加しました。

冒頭に疫学監視局アルナ局長が報告会の目的を説明し、同局ドロテ医務官がプロジェクトの意義や目的、活動項目といった枠組みから、活動の成果までをまとめて発表しました。続いて現場活動について、コンゴセントラル州保健局保健情報課タティ医務官が疫学サーベイランスと住民主体サーベイランス、疫学データ管理、検査検体の採取に関する主な取り組み、直面した困難、打開策について語りました。州公衆衛生検査室については、同室パチェコ室長とジュスタン検査局長が、腸チフスとコレラの検体検査に関する研修や資機材の供与を経て、設備や人員、予算など多岐にわたり強化されたと報告しました。国立生物医学研究所からはシェイラ臨床ウイルス課長が、バイオセキュリティ・バイオセイフティ、節足動物媒介性ウイルス(アルボウイルス)感染症の研究、BSL3実験室の運営管理について、複数の手順書や計画書を作成するとともに実践的な研修を重ねの能力強化を図ったと報告しました。

発表後の議論では、プロジェクト活動を即時報告システム(EWARS)の普及とともに進めることで疫学データの管理や分析の能力が総合的に高まった、プロジェクトを通して構築した疫学サーベイランスの実践法、州公衆衛生検査室の運営法などを他の州にも展開すると有用である、などの意見が出ました。また同時に、プロジェクトが供与した資機材を維持管理する国家体制、国家情報システムの整理などの重要性も指摘されました。

閉会の言葉として、国立生物医学研究所ムンバ所長代理、JICAコンゴ民事務所長興津所長、保健省アルナ保健次官代理が、プロジェクト関係者の尽力および多岐にわたる進展をたたえるとともに、感謝の意を述べ、最終報告会の幕が閉じました。

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会場全景

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プロジェクトの枠組みに関する発表

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州公衆衛生検査室の強化に関する発表

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国家生物医学研究所の強化に関する発表

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発表後の議論

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発表後の議論

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JICAコンゴ民事務所と本部からの参加者

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プロジェクト終了報告会の閉会式

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集合写真