持続可能な自然資源管理能力向上支援プロジェクト

Project for Capacity building for sustainable natural resource management

実施中案件

国名
ミャンマー
事業
技術協力
課題
自然環境保全
協力期間
2018年6月~2024年6月

プロジェクト紹介

ミャンマーは豊かな森林を有していますが(約3300万ヘクタール、2015年)、1990年から2015年までに約890万ヘクタールもの森林が減少し、周辺国に比してその減少率は高い数値となっています。特に環境悪化が深刻な地域として、シャン州タウンジー郡に位置するインレー湖流域が挙げられます。ここは国内随一の観光名所である一方、開発による土地利用転換や、それに伴う土壌浸食と、湖への土砂流入を如何にして食い止めるのかが課題となっています。また、生物多様性保全に関し、その前提となる種の把握および保管が十分できていません。この協力では、首都ネピドーおよびシャン州タウンジー郡において、森林管理能力の向上、インレー湖統合流域管理の強化、生物多様性保全にかかる科学的基盤の整備を行い、同地域の持続的な自然資源管理能力の強化に寄与します。

協力地域地図

持続可能な自然資源管理能力向上支援プロジェクトの協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • ドローンを用いた森林モニタリング方法のデモンストレーションの様子(2018年12月)(写真提供:木村譲専門家) 

  • インレー湖集水域におけるガリ(土壌浸食地)の様子(写真提供:木村譲専門家) 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。