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プロジェクトニュース11:第2回JCC会議の開催とJICA調査団のインドネシア訪問

2024年2月2日、EWARSプロジェクト(Early Warning Alert and Response System:早期警戒警報および対策システム)の第2回JCC(Joint Coordinating Committee:合同調整委員会)会議がインドネシア保健省で開催された(第1回JCC会議開催は2022年12月)。

2回目となる今回のJCC会議では2023年の活動進捗として日本での研修、インドネシア国内での研修、教材開発などを振りかえるとともに次年度の活動について話し合われた。

JCCに先立ち、日尼のプロジェクトメンバーは、Puskesmas(地域保健センター)職員向けのオンライントレーニングプログラムの開発、インドネシアの状況に沿ったRRA(Rapid Risk Assessment)の標準業務手順書の開発と普及に関する活動、地方レベルでのEWARS活動のアセスメントといった新たに取り組む活動を含めて、PDM(Project Design Matrix:プロジェクト・デザイン・マトリックス)の改定について協議を行なった。そして、これらを含むPDM改定案はJCC会議にて提案され、承認された。

このJCCの直前にJICA本部から運営指導調査団が来尼し、PDM改定案の最終調整に加わった。インドネシア滞在中に調査団はバンテン州でのEWARS活動に取り組むレバック県、タンゲラン市の保健事務所およびPuskesmasを視察し、保健省のサーベイランスワーキンググループのメンバーと協議しながら、PDM改定案作成とJCC開催準備を支援した。

JCCには保健省疾病予防管理総局の総局長Dr. Maxi Rein Rondonuwu氏 とサーベイランス保健隔離局長のDr. Achmad Farchanny Tri Adrianto氏、サーベイランスワーキングチーム長のDr. Triya Novita Dinihari氏らが対面での会議に出席し、プロジェクトの対象3州からは代表者がオンラインで出席した。日本側はJICA本部から西村 恵美子(グローバルヘルスチーム課長)、高橋園子(グローバルヘルスチーム主任調査役)、JICAインドネシア事務所から川本華子、Ms. Widyaそしてプロジェクト専門家らが出席し、日本大使館の中尾祐輔保健担当書記官にオンラインでのオブザーバー参加を得た。

なお、EAWARSプロジェクトでは昨年10月にチーフアドバイザーとして坪井基行が、2024年1月にはサーベイランス専門家の錦信吾が新たに着任し、予定されていた全ての長期専門家の現地派遣が完了したため、今後ますますプロジェクトの活動が活発化することが期待されている。

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インドネシア保健省とプロジェクト専門家、調査団でPDMの改定案について議論する。

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第2回JCC対面式での出席者
JCCのチェアマンはインドネシア保健省疾病予防管理総局長のDr. Maxi Rein Rondonuwu氏(写真中央の男性)。