対象施設向け機材の引き渡し式を実施しました(2024年3月7日)
本プロジェクトの成果2「対象地域において、妊産婦・新生児継続ケアモデルに基づき、リファラル体制が強化される」の活動の一環として、対象22施設に対して、保健省の基準に従って、通常の分娩と基本的な緊急産科ケアのための医療機材と物品の配備を見直し、不足している機材を整理して供与しました。
対象地域の施設のサービスの質には問題が多い現状がありました。このため、プロジェクトでは助産師、看護師向けの研修を実施しました。同時に、医療機材が不足しているために必要なケアができていない側面もありました。そこで、プロジェクトでは保健省の基準である一次医療施設に配備すべき機材のリストを入手し、このリストをもとに各施設のニーズを踏まえ供与機材リストを作成しました。その際、各施設の月当りの分娩数も考慮に入れました。リストには、新生児処置台や胎児心音聴診器、インファントウォーマーなどが含まれます。
最終化した機材リストに基づき機材を調達し、本年3月に各施設に配布し、3月7日にはアボボ東西の保健区長のほか、全施設の代表者が出席し、機材の引き渡し式を実施しました。
アボボ東西保健区長への機材の引き渡し
アボボ東保健区の敷地に集められた供与機材