タラス-タラズ道路ウルマラル川橋梁架け替え計画
The Project for the Reconstruction of Urmaral River Bridge on Talas-Taraz Road
実施中案件

- 国名
- キルギス
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 運輸交通
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2019年7月~
- 供与額
- 17.85億円
プロジェクト紹介
キルギスは内陸国であり、旅客輸送や貨物輸送の約95パーセントを道路交通に依存しています。国内の道路網の大部分は旧ソ連時代に完成したもので、1991年の独立以降は、経済の低迷により道路や橋梁の改修が十分に行われず老朽化が進行しています。道路、橋梁の老朽化は、適切な速度での走行を妨げ、また、損傷により交通が遮断されることもあるため、生活必需品の輸送や周辺国との交易に支障をきたし、経済成長の妨げとなっています。同国政府は、国家開発計画において、持続的な発展には「質の高いインフラ」が必須であり、隣国とのネットワークを確保する国際幹線道路網および国内道路網を初めとする運輸インフラの整備・維持管理の必要性に言及しています。この協力では、カザフスタンとキルギス北西部を繋ぐ国際幹線道路「タラス−タラズ道路」の老朽化したウルマラル川橋梁を架け替えることにより、物流の円滑化を図り、同国の安定的な経済成長に寄与します。