救急車両整備計画
The Project for the Provisin of Ambulances
実施中案件
- 国名
- タジキスタン
- 事業
- 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題
- 保健医療
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限)
- 2019年7月~(2019年7月~2023年3月)
- 供与額
- 7.71億円
プロジェクト紹介
タジキスタンでは、突発的で緊急の措置が求められる心血管疾患や交通外傷による死亡が増加傾向にあり、また、新生児・乳児・妊産婦死亡率は未だに高く、救急医療サービスの需要が拡大しています。しかし、現状では、救急車両の老朽化や台数不足は深刻で、救急車に搭載されるべき除細動器・人工呼吸器などの救急措置機材も不足しています。同国の国土の多くは山岳地帯で、未整備な道路が多く、雨季や降雪季には路面がぬかるみ、凍結します。そのため、山奥などの僻地へのアクセス可能で、堅牢な4輪駆動車(4WD)の整備と救急車両内での救急救命処置に対応可能な搭載機材の整備が喫緊の課題となっています。この計画は、タジキスタン全土の市及び郡レベルの病院に基本的な医療機材を搭載した救急車や専門医療サービスの提供が可能な救急車を整備するものです。