ラオス国立大学工学部(FEN)でリサーチセミナー2024が成功裡に実施されました!

第3回リサーチセミナーが、JICAHUGETECHプロジェクトの支援のもと、2024年3月20日にラオス国立大学工学部の電子通信工学科の講堂で実施されました。研究室中心教育(laboratory-based education (LBE))や外部資金獲得のためのよいプロポーザルの書き方について学び、知識を共有するため、全150名(教員31名と修士学生、学士4年生119名)がこのイベントに参加しました。

まず初めに東京工業大学の3名の教授が(阿部教授、八木教授、因幡准教授)がパネルディスカッションで、LBEのコンセプトと各教授の研究室での実際の様子について共有しました。このパネルディスカッションの後、FENの 副学部長であるカンパセート准教授が、FENにおけるLBEの試行を含めたFENの現況と今後の計画についてプレゼンテーションを行いました。LBEセッションの後、機械工学科のソーティサック課程長がUNDP の資金を獲得した実際のプロポーザルを紹介し、阿部教授がソーティサック課程長のプロポーザルへのコメントとともに、外部資金獲得のためのよいプロポーザルの書き方についてプレゼンテーションを行いました。

このイベントで参加者はLBEと良いプロポーザルの書き方についてより多くの気づきを得ることができました。質疑応答のセッションでは、たくさんの質問が挙げられ、活発な議論が行われました。セミナーは実りあるものとして成功裡に幕を閉じ、参加者は将来の業務改善に資する多くのことを学ぶことができました。

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カンパセート副学部長のプレゼンテーション

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パネルディスカッションの様子

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機械工学科のソーティサック課程長の発表

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発表を聞く参加者