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ラオス国産業発展のための工学人材強化プロジェクトにてエネルギー鉱業副大臣、教育スポーツ大臣、技術通信大臣を表敬訪問しました!

ラオス国産業発展のための工学人材強化プロジェクト(HUGETECH)が支援を続けるラオス国立大学工学部(FEN)は、日本の研究室中心教育(LBE)を参考に、学生も参加するチームでの研究活動を推進することにより、社会課題に取り組める人材の育成を推進しようとしています。その一環としてFENは今般、「研究活動と産業連携に係る戦略計画(2025-2030)」を策定しました。この計画では、ラオス国内のさまざまな社会・経済的課題に取り組む研究や教育を通じて、工学的知見や実践を向上させることがFENの責務であるとうたっており、そのために関連する政府機関や産業界との連携を進めるとしています。その実現を後押しするため、2024年9月16日、17日に、HUGETECHに参画する東京工業大学(2024年10月1日から東京科学大学)の教員のラオス訪問の機会を活用し、JICAラオス事務所の協力も得て、関係省庁の大臣・副大臣への表敬訪問が行われました。参加者はFENへの支援強化及び工学教育の今後の在り方や社会課題の解決について、各省の幹部と議論を行いました。

阿部直也教授は、FEN副学部長らとともに、エネルギー鉱業副大臣、教育スポーツ大臣、技術通信大臣を表敬訪問しました。9月16日に表敬したエネルギー鉱業副大臣は、鉱業分野における人材需要の高さを指摘し、エネルギー鉱業研究所(RIEM)とFENの協力に期待を示しました。特に、バイオマスや太陽光発電、水素利用などの分野での協力の可能性が話し合われました。

翌日には、教育スポーツ大臣と技術通信大臣を表敬訪問しました。東北大学で修士課程を取られ日本の高等教育に造詣が深い教育スポーツ大臣からは、HUGETECHによるLBEの導入や学士課程での研究活動推進に対し謝意が示されました。大臣は、学生数の減少が社会問題となる中でFENの応募者数は増加していると賞賛し、女子学生の活躍にも期待を寄せました。また、カリキュラム開発への産業界の参画の重要性も強調しました。

技術通信大臣への表敬訪問には情報通信工学を専門とする高田潤一教授も加わりました。大臣は、東京工業大学とFENの協力に感謝するとともに、JICAが支援する日本の経験に基づくこうした協力が、国家のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に一層貢献することを期待したいと述べました。同席した情報通信技術研究所(IICT)所長は、DX化における人材育成の重要性を指摘し、そのために特に海外との協力強化を重視していることを強調しました。それを受けて阿部教授も、FEN・IICT・東京工業大学の連携に期待感を示しました。

HUGETECHは今後も、工学部教育の質向上を目指し、関係省庁や産業界とも連携して取り組みを進めていきます。

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エネルギー鉱業副大臣

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エネルギー鉱業副大臣を表敬訪問した阿部教授(中央)

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技術通信大臣表敬訪問

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教育スポーツ大臣表敬訪問