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第11回就職フェア&教育イベント2025がラオス国立大学工学部(FEN)で開催されました!

2025年5月5日、FENで就職フェア&教育イベント2025が開催され、約1,100人が会場を訪れました。「ラオス国産業発展のための工学人材強化プロジェクト」(HUGETECH)が例年支援をしている産学連携活動の一つで、今年は同日に無償資金協力「ラオス国立大学工学部施設機材整備計画」の完工式が行われたため、小泉勉駐ラオス人民民主共和国日本国特命全権大使やプット・シンマラヴォン教育・スポーツ大臣にも見学していただくことができました。今年で第11回を迎えるこの活動は、HUGETECH開始前から行われてきたものではありますが、日本の技術協力により規模・内容ともに一層充実したものとなり、しかも年を追うごとにFEN側の主体性が高まってきています。天候に恵まれ、猛暑の中ではありましたが、教員や学生が懸命に運営を行っている様子が印象的でした。

55の企業・団体がブースを設け、事業紹介とともに求人案内を行い、学生らは関心あるブースを訪れ、面接を受けたり連絡先を伝えたりしました。ラオス日本人商工会議所等のご協力もあり、10の日系企業・団体(Epoch Toys (Lao) Co., Ltd、Honda New Chip Xeng Co., Ltd、HOYA Laos Co., Ltd、Japan Foundation, Vientiane、Lao ASEAN Leasing Public Company、Lao Midori Safety Shoes Co., Ltd、MISUZU Lao Co., Ltd、Phin Tokyo Plaza、Sisiku Lao Co., Ltd、TOYO Industry Lao Factory Sole Co. Ltd)がご出展くださいました。このイベントでは、企業等から事業紹介を受けるブースだけでなく、FENの各学科が教員や学生の研究成果等を発表するコーナーも設けているため、大学と産業界が相互に理解を深められる機会となっています。各企業はまた、日本から新たに供与された実験室を訪問し、近代的な機材や先進的なテクノロジーを用いてFENが研究活動を行う能力を備えたことを目の当たりにしました。それにより将来的なFENと企業の協力の可能性が広がりました。

プロジェクトの支援により設置されたキャリアカウンセリングユニットは就職相談のコーナーを設け、学生に履歴書の書き方の指導なども行いました。さらに、本イベントの参加者には、ビエンチャン市内の7つの高等学校の教員や生徒425人も含まれており、大学生が将来の就職先を考えるだけでなく、高校生が進学先を検討する機会にもなっています。ブース設置は無料ですが、約50の企業・団体がFENへ金品による寄付してくださっていますので、プロジェクト終了後の自主開催にも期待が持てます。

出展した企業からは、学生に自社の紹介をすると同時に、学生らの能力を知るためにも良い機会であったという声が多く聞かれました。また学生からは、企業と面談をする好機が得られたと喜ぶ声とともに、自分の関心が高い企業にもっと多く参加して欲しかったという期待も寄せられました。学生と産業界が直接出会うことができるこのような活動が、今後も益々盛んに行われていくことが望まれます。

写真提供:ラオス国産業発展のための工学人材強化プロジェクト、ラオス国立大学工学部メディアチーム

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学生が高校生に研究内容を説明

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学生に事業内容を説明する出展企業の社員

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学生の説明を聞く小泉大使

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年々増加する出展企業のブース

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感謝状を授与された出展企業とFEN職員

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無償資金協力で供与された実験室や設備を出展企業にも紹介