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第3回合同調整委員会(JCC)会議の開催

2024年5月15日、本プロジェクトの第3回合同調整委員会(JCC)会議を開催しました。会議では3年目の活動実績について担当者からそれぞれ報告が行われ、プロジェクト活動を通じて作成したアクションプランが共有・説明されるとともに、FFS活動による学習を通じた農家の行動変容を捉える上で行われた初回調査の取りまとめ結果や、活動方針変更後の参加型森林保全に関する活動経過なども報告されました。プロジェクトを総括する農業省気候変動調整チーム長からは、オロミア州での活動報告を踏まえ、将来同様な活動をより広範囲で展開するために、政府内外からの事業予算の獲得についても検討していきたい意向が示されました。

今回のJCC会議は、5年間の事業期間のうち4年目に差し掛かった時期での開催となったため、プロジェクト活動からの高い効果の発現を目指すうえで、エチオピア政府が実施する関連プログラムとの連携や、プロジェクト活動と関連が深い農業普及部署の巻き込みについても出席者間で活発な議論が行なわれました。この結果、連邦政府農業省とオロミア州政府農業局それぞれの普及担当部署と密接に活動を進めていくことを目的に、これらの部署の担当者をJCC委員に加えることを合意しました。

JCCにおける議論を踏まえ、オロミア州農業局の主催でFFSの経験共有セミナーが開催され、同局普及局の担当者によりFFS活動の予算化が検討されているほか、農業省の普及部局においてはオロミア州を含む国内8州を対象に、FFSのマスタートレーナーの研修や必要資材等の予算措置についての検討も進められています。また、プロジェクトで作成支援したアクションプランの内容については、既存の政府事業予算を活用した一部活動内容の予算化も検討されるようになっています。

プロジェクトではこれらの動きを側面支援しながら、エチオピア側関係者によるプロジェクト成果の定着と内製化を図っていく方針です。