Para州で現地調査を実施しました

2022年2月にプロジェクトとして2回目の現地調査をパラ州Altamiraで実施しました。事前にJICAとJAXAで運用しているJJ-FAST、ブラジル国立宇宙研究所が公開しているDETERなどで検知された森林減少データを確認し、24ヶ所の検証候補地をリストアップし、そのうち17ヶ所に行きました。リストアップした全てに行くことができなかったのは、想定以上に現地の道路事情が悪く、調査地点に到達するのに非常に時間がかかったためです。取締官が違法伐採の取り締まりに行くことも非常に難しいことがよくわかりました。

いずれの調査地点も実際に森林が伐採されていることが確認できましたが、数ヶ月前に伐採されたものの衛星での検知が遅れたもの、かなり早期に衛星での検知ができたものと多様であったことから、今後そのパターンの分析を進め、極力早期に森林変化が検出できるよう改善を進めていきます。