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プロジェクトニュース最終号:プロジェクトの終了(2025年6月20日)

モンゴルにおいて2014年から11年間継続されてきた、獣医師養成機関に対する技術協力プロジェクトが2025年6月25日に完了しました。
第一期目のプロジェクトは「モンゴル国 獣医・畜産分野人材育成能力強化プロジェクト(2014-2020)」で、「獣医畜産分野の指導と普及を担う専門技術者の能力を強化する」ことを目標とし、1)獣医学部の教育カリキュラムが改善、2)新カリキュラムのための獣医学部の体制の整備、3)獣医学部の教員の指導能力の強化、4)獣医師の卒後教育コースの設置、の4つを達成することを目標に、6年と1ヶ月の間行われたものです。第二期目は「公務員獣医師及び民間獣医師実践能力強化プロジェクト(2020-2025)」として、主に獣医師の卒後教育と獣医師免許更新制度における研修内容の制度設計とその実施に5年の間携わり、6月25日に終了します。今回が最後のプロジェクトニュースとなります。

プロジェクトの終了を迎えるにあたり、5月19日(月)、モンゴル生命科学大学獣医学部において最終回となる公務員獣医師及び民間獣医師実践能力強化プロジェクト第6回目の合同調整委員会(JCC)が開催されました。

ナラントヤ食糧・農業・軽工業省総合獣医庁長官が議長を務め、総合獣医庁、モンゴル生命科学大学、獣医学部、SCVL、IVM、ウランバートル獣医局、獣医師会、JICAモンゴル事務所より代表者が出席し、プロジェクトからは、これまでの活動実績、成果、プロジェクト目標の達成、上位目標を達成するための提言が具申されました。出席者は、獣医師の人材育成や能力強化に多大な貢献をしたプロジェクト、日本政府をはじめ関係者に感謝するとともに、このプロジェクトによって構築された研究・研修グループによる研修カリキュラムを今後も引き続き獣医師の能力強化のために継続・改善していくつもりであるとの決意を述べました。

本プロジェクトは終了しますが、モンゴル側による獣医師の生涯教育センター等の構想の実現に向けて、11年間に渡るプロジェクトによって整備された教育研究基盤と北大等での研修参加者・学位取得者等の有益な人材を駆使し、モンゴルの次世代の獣医師養成の礎となる体制が構築されることを期待しています。これまでの本プロジェクトに対するご支援に感謝するとともに、今後ともモンゴルの獣医学教育研究環境の改善と獣医師の卒後教育の充実と発展のために、ご支援のほどよろしくお願いします。