第4回合同調整委員会(JCC)を開催しました

2023年5月22日に、第4回合同調整委員会(Joint Coordination Committee Meeting)を開催しました。合同調整委員会では、プロジェクトの運営に関わることを日本・モンゴル両国のプロジェクト関係者が協議します。
当日は、ウランバートルホテルの会場に33名が出席しました。また、日本からの参加者に向け、オンラインでの同時配信も行いました。
この度の合同調整委員会では、モンゴル教育・科学省A.Tsolmon局長、JICA人間開発部小林美弥子次長のご挨拶に続き、プロジェクト業務主任者の鈴木より2022-2023年度の活動実績及びPDMの達成状況の報告等を行いました。また、教育・科学省のJ.Purevsaikhan専門官、教育総合庁のE.Chuluunkhishigt課長、労働・社会保障省のCh.Otgontsetseg委員より、第3回JCCで出された課題の解決に向けた活動の実施状況について、報告を行いました。さらに、教育・科学省のJ.Myagmar課長がファシリテーターとなり、今後の活動計画やプロジェクト終了後のインクルーシブ教育普及活動の持続性確保、また成果4に関するPDM指標について、参加者間で協議しました。
最後に、JICAモンゴル事務所の吉村徳二次長より、閉会の挨拶がありました。その中で、障害の有無に関わらず、すべての人々が教育を受ける権利を行使するために、今後も関係者で協力していきたいことが示されました。
プロジェクト終了まで残り1年強という限られた期間でインクルーシブ教育を全国に普及し、プロジェクト終了後も継続して普及活動を行えるよう、引き続き、プロジェクトではインクルーシブ教育の体制づくりに注力していきます。