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南南協力研修レポート③「ブヌク村におけるノコギリガザミ畜養見学」

南南協力研修3日目はフィジー水産省中央部がレワ県ブヌク村で実施中のノコギリガザミ畜養に関するレポートをお伝えします。3日目はバヌアツ参加者と共にブヌク村を訪問し、SDG14プロジェクト内の小規模プロジェクト「ノコギリガザミ畜養プロジェクト」を実施している水産省の中央事務所職員と村のノコギリガザミ漁業者らが、村内で飼育しているノコギリガザミの取り組みを紹介しました。

ブヌク村ではまず、村の代表から、バヌアツ水産局への感謝と、ノコギリガザミは食糧源・収入源でもあり、村が実施しているノコギリガザミ畜養の努力の成果を友邦であるバヌアツの人々に見てほしいと挨拶がありました。その後、水産省の職員がブヌク村で始めたノコギリガザミの畜養の経緯と手法を紹介しました。以前までこの村では、漁獲したノコギリガザミは、漁獲サイズに満たないサイズであっても水揚げされ売られてきました。現在、ノコギリガザミ畜養プロジェクトでは、こうした小型のノコギリガザミを村内の養殖池で飼育し、餌の種類や生育環境を変えて、効率的な飼育方法を開発中です。漁業者らは池内のノコギリガザミのサイズが段々大きくなっている事を実感していると言っていました。その後、村の若手漁業者に養殖池を案内してもらい、畜養しているサイズの測定・重量の測定の実習を行いました。

バヌアツのノコギリガザミ漁業は、漁師が手づかみでとり(フィジーはカニ籠漁)、それを各々の家で食べる自家消費が主であり、フィジーのように、市場が発展していないそうです。バヌアツ参加者からは、次回以降の南南協力研修では、ノコギリガザミの漁法、飼育方法をぜひ学びたいとのコメントがありました。

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バヌアツ参加者(写真左)との意見交換

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池内のノコギリガザミの捕獲

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村の若手漁業者によるサイズ測定実演

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グループ写真