第5回運営・モニタリング技術委員会(CTOS)が開催されました
2024年7月26日、インフラ開発省(MID)会議室において、運営・モニタリング技術委員会(CTOS)が開催されました。CTOSは、本プロジェクトの進捗管理や技術的な課題が生じた際の意思決定を目的として、概ね年に2回開かれています。今回の開催は5回目で、残すところは2024年11月の開催のみとなりました。
今回のCTOSには、ブルキナファソ側からは本プロジェクトのカウンターパート機関である道路維持管理総局(DGER)及びその他現地関係機関が、日本側からは在ブルキナファソ日本国大使館、JICAコートジボワール事務所、JICAブルキナファソ支所からそれぞれ代表者らが参加しました。会議の冒頭には日本国大使及びインフラ開発省大臣両名によるスピーチが行われ、ブルキナファソ側からはこのプロジェクトの素晴らしい実績から、日本とブルキナのパートナーシップを更新することを強く望んでいるという言葉が述べられました。
会議ではまずプロジェクト全体の進捗説明があり、前回のCTOS開催(2023年11月)からの活動の成果がカウンターパート達によって発表されました。今回発表があったプロジェクトの主な成果は以下の通りです。
- コンゴ民主共和国における第三国研修実施
- 公道での舗装補修実習活動
- オペレーションガイド(維持管理業務プロセスを示した文書)のドラフト作成
- 技術マニュアルのドラフト版作成
- 技術マニュアルに関する第1回セミナーの開催
これらの発表の後のディスカッションの時間では、自然災害等の緊急時の補修についてもマニュアルが必要ではないか、といった意見も聞かれました。
なお、会議の様子はブルキナファソの国営放送局による夜のニュース番組でブルキナファソ全土に放送されました。
第5回CTOS開催状況(その1)
第5回CTOS開催状況(その2)
インフラ開発省大臣と日本国大使がテレビ取材を受ける様子
※ブルキナファソ国営放送(RTB)による報道(13:30~)
https://www.youtube.com/watch?v=3_LCrATJSnM