第2回本邦研修の成果を振り返るためのワークショップの開催
2024年7月25日、ダルエスサラーム市において、2024年5月に実施した第2回本邦研修の成果を振り返るためのワークショップが開催されました。ワークショップには、本邦研修に参加した研修員、そして参加しなかったカウンターパートなど、現地のプロジェクト関係者30名が参加しました。
本ワークショップでは、2024年5月21日から5月31日の計11日間(日本滞在期間)で開催された本邦研修に参加した研修員から、本邦研修での学び及びそこから得た知見をダルエスサラームにおいてどのように活用すべきかについて発表を行いました。研修員は4グループに分かれて発表をし、その発表に基づき、ワークショップ参加者と協議しました。
協議では、TODにおける有識者の参画、観光開発とTODの在り方、民間セクターの巻き込み方、既存バス(ダラダラ)の再編、地方自治体(区)の所掌分担などについて質問・意見交換が行われました。
今後は、今回の協議を踏まえ、ダルエスサラームにおいてTODを実施していくための体制の構築、民間セクターや有識者の理解醸成や巻き込みへとつなげていきます。そのために、本プロジェクトの残りの期間で、引き続き、Sub-TWGでの議論、TOD戦略やガイドラインの作成、TOT(Training of Trainers)を実施していきます。
会議の様子:ワークショップ参加者によるディスカッション