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TODに関する学術合同セミナーの開催

2024年8月30日、ダルエスサラーム市のArdhi大学において、本プロジェクトのカウンターパートである行政機関と学術者との合同でTODに関するセミナーが開催され、カウンターパート機関、Ardhi大学やNational Institute of Transport(NIT)等の教員・学生、そして日本の学術者及びJICA関係者など計65名が参加しました。本セミナーには、学術者として東京大学の中村特任教授、Ardhi大学のKazaura博士、NITのNyaki教授、そしてカウンターパート機関からダルエスサラーム州政府(RCO)のLukaza氏、ダルエスサラーム高速交通公社(DART)のMwakyoma氏が登壇しました。開会挨拶は、DARTとArdhi大学より、閉会挨拶は大統領府地方自治省(PO-RALG)のMativila副事務次官より行われました。

セミナーでは、州政府から「本プロジェクトの概要説明」がなされた後、中村特任教授から「TODの目的や方法論に関する基礎講演」、DARTから「ダルエスサラームにおけるBRTの実践」、Kazaura博士から「ダルエスサラームの都市計画」、Nyaki教授から「ダルエスサラームの交通」に関して、様々な角度からのプレゼンテーションが行われ、それを受けて、参加者とともにダルエスサラームのTODについて議論がなされました。参加者から、主に、「利害関係者が多いTODの実践のためには、関係者間の強力な連携や調整が必要である」や、「既存の都市政策にTODの実現に向けたコンセプトを組み込む必要がある」、「自動車利用の抑制と公共交通機関の利用促進のために、BRTの質の高い整備・運行管理と交通インフラに対する土地の高度利用の貢献が不可欠である」、「民間セクター参入の誘導を促す仕組みづくりが必要である」、といった今後のTOD推進に向けた有意義な意見がありました。

今後も、ダルエスサラームにおけるTOD推進のために、関係機関の協力体制の構築や学術界との連携、民間セクターの参入に向けた取り組みを進めていきます。

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中村特任教授によるプレゼンテーション

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参加者によるディスカッション

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集合写真