Media Fellowship Programme（報道関係者向けの研修プログラム）を実施しました

DRSPは、日本の警察が行ってきた交通安全教育や広報活動の実績・経験を紹介しながら、DMPがダッカ首都圏で継続的に活動を実施できるよう、さまざまな取り組みを展開してきました。その一環として実施したMedia Fellowship Programmeでは、警察官による交通安全活動を市民により分かりやすく伝えられるよう、ジャーナリストや報道関係者を対象に日本の経験を生かした交通安全に係る研修の機会を提供しました。

ダッカ首都圏において「安全で快適な交通」は大きな関心事ですが、メディア報道の多くは交通事故や交通規制の告知にとどまり、交通安全への意識向上や安全な行動を促すような記事は少ないのが現状です。DRSPにおけるMedia Fellowship Programmeでは、渋滞や事故といった問題を指摘するだけでなく、解決策に焦点を当てたジャーナリズムを促してきました。その結果、このプログラムを通じて8本の新聞記事やニュース映像が制作され、大手メディアから配信されました。また、これらの記事やニュース原稿はブックレットとしてまとめられ、関係者に配布される予定です。
（以下、配信された記事・ニュース映像のURL抜粋）

DRSPは、プログラムを修了したジャーナリストが今後も市民の安全な行動を促す記事を継続的に発信していくことを期待しており、DMPがジャーナリストと連携しながら積極的に道路交通安全に係る広報に取組むようプロジェクトとしてサポートしていきます。