第7回合同調整委員会が開催されました
2025年10月26日、ダッカ首都警察(DMP)本部で第7回合同調整委員会(JCC)が行われました。本プロジェクト最後のJCCにおいては、JICA本部より担当者が参加し、JICA専門家チーム及びDMP交通警察の担当者らが、それぞれ担当する活動とこれまで得た成果について報告を行いました。
| 成果 1: | ・参加実践型「交通安全教育プログラム(PPEP)」の継続 ・DMP交通警察へのPPEP実施者育成トレーニング成果報告 ・交通安全ポスター・スローガンコンテストの成果報告 |
| 成果 2: | ・交通警察官による交通事故データ収集用モバイルアプリ「Database and Analysis of Road Crash(DARC)」の運用継続 ・DARCシステムの運用継続 |
| 成果 3: | ・パイロットプロジェクト:安全な歩行者横断の成果報告 ・パイロットプロジェクト:交通安全教育センター「Traffic Safety Education Center (TSEC)」の活動報告 ・パイロットプロジェクトで導入した機材の継続的運用計画・報告 |
| 研修 | ・本邦招へい(2025年7月)の実施と学びの報告 |
| 広報 | ・報道関係者を選定し実施した広報活動プログラム(Media Fellowship Programme)の成果報告 ・DMPが運営する報道媒体における交通安全に焦点を当てた報道件数増加の傾向報告 |
プロジェクトダイレクターは、DRSPの成果を振り返り、これらは政府とDMPの両方が本プロジェクトの恩恵をもたらしたと述べました。DMPは、本プロジェクトで実現した、学校における交通安全教育、交通安全教育センターの活用、交通安全教育シミュレーター及び可動式信号機の利用を継続していきます。またプロジェクト終了後の活動計画(アクションプラン)に沿って実施してくことが合意されました。
協議の様子
集合写真